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博物館明治村は朝ドラのロケによく使われるけどどんな所?概要と見どころをご紹介

ドラマのロケ地によく使われる明治村ってどんな所か知りたい。

この記事では明治村とは一体どんな所なのか概要をご紹介します。

朝ドラのロケでよく使われる博物館明治村はこんな所

明治村は愛知県犬山市にある広大な野外博物館です。

日本各地にあった明治時代の建物が67件も移築されて展示されています。

建物の中で自由に写真撮影をできるので、コスプレしたり貸衣装を着て撮影をする人気のフォトスポットになっています。

  • 住所:〒484-0000 愛知県犬山市字内山1番地
  • アクセス:『名鉄名古屋駅』から『名鉄犬山駅』下車 バス約20分
  • 料金 :高校生1,200円 大学生・65歳以上1,600円  大人2,000円
  • (乗り物1日券付きの入場券もあります。詳しくは公式サイトでご確認下さい。)
  • 公式サイト:博物館明治村

敷地は1丁目から5丁目という住所がついています。

博物館明治村の歴史

明治村がつくられたのは谷口吉郎博士という建築家が、当時日比谷にあった迎賓館の鹿鳴館が取り壊されたことを悲しく思ったのがきっかけです。

谷口氏が同級生の実業家土川元夫氏(元名古屋鉄道株式会社会長)に鹿鳴館や取り壊されていく明治時代の建築物への思いを話したところ、土川氏が賛同し名鉄への支援を依頼してくれたのです。そして明治村創設されました。

2人が通っていた第四高等学校は明治村2丁目で見ることができます。

明治村内の移動は電車で

明治村の敷地は広いので村内にはバス・電車、なんとSLまで走っています(有料)。

電車は明治時代の京都市電を使えるように整備されたもので、当時運行していた電車に乗ることができるのです。(実際に使われていた物を保存して整備する動態保存といいます。)明治28年日本で始めて京都市電、名電と路面電車が開通しました。

博物館明治村の見どころ

1丁目 

聖ヨハネ教堂会(重要文化財)

聖ヨハネ教堂会は1907京都に建てられた中世ロマネスク様式を基調にした教会です。

朝ドラのエールのロケ地になったと言われています。

デザインはアメリカ人のジェームズガーディナーさん。日本の風土に合わせて屋根が軽く耐震性の構造が特徴です。

代表作は木造のプロテスタントの教会。天井の内部は竹で組まれていて、湿気が多い京都の気候に合っている。内部は木組みのアーチが美しく京都風のアクセントになっています。

西郷從道邸(重要文化財)

1877年代東京の目黒に早い時期に建てられた洋館です。西郷從道は西郷隆盛の弟で様々な大臣を歴任し、新政府の中枢人物として活躍しました。置かれている家具は明治時代のものです。

在日外交官と接触が多かったので邸宅を通して日本は文明国であることを外国にアピールする目的もあったようです。螺旋状の周り階段に2階の客間には暖炉もあります。

暖炉の周りには日本三景のデザインが施されていて日本の美しさをアピールしています。椅子は鹿鳴館で使われていたものが置かれています。

大井牛肉店

大井牛肉店は1887年頃神戸に建てられたお肉屋さんの建物です。

それまでは牛肉はタブーでしたが明治時代から食べられるようになったことから明治時代を象徴する建物です。

外観はコンクリートぽく見えますが木造で、外壁は漆喰で塗装されています。見た目は洋風だが和風の作りの和洋折衷の建物です。

2丁目 

東松家住宅(重要文化財)

東松家住宅は1901頃に建てられた名古屋の商家の建物です。

3階建ての造りで、当時3階建て以上の建物が許されたていたのはわずか50年程の期間なのでとても貴重な建物です。

外からは杉皮の壁につけられた段違いの窓が見られます。

中に入ると3階まで吹き抜けになっていて解放感があります。

1階は江戸時代、2階以上が明治時代に建てられたので造りの両時代の造りの違いを見比べられます。

例えば1階には江戸時代に建てられた床の間、2階には明治時代に作られた床の間が残っています。2階には茶室もあります。

茶室の入り口や、障子を閉めると半月が浮かび上がる仕組みなど凝った造りです。

札幌電話交換局(重要文化財)

札幌電話交換局は1891年札幌の大通に建てられました。明治村の前は養豚場に払い下げが決まっていたそうです。

東山梨郡役所(重要文化財)

1885年に山梨県の東山梨郡に役所として建てられました。和洋折衷の建物で瓦屋根にバルコニーがあるのが特徴です。電気が吊るされる部分には花鳥風月のデザインなどが施されています。

3丁目

西園寺公望別邸「坐漁荘」(重要文化財)

1920年に静岡県に建てられた西園寺公望政治家の別荘です。

西園寺公望(さいおんじきんもち)は各大臣を経験したのち伊藤博文の後に内閣を組織した国を率いたリーダーの一人です。

政治の第一線から退いた後にこの別邸が駿河湾が見える所に建てられました。

窓の格子の中に鉄が入っいて耐震構造がなされていたり細部にこだわって造られています。

お風呂場には非常ボタンがあり、何かあれば呼び出せるようになっていました。

二階にはお座敷があり京都の庭師がデザインしたお庭を眺めることができます。別の部屋には風通しの良い洋風のサンルームがあります。

4丁目 

SL名古屋駅

明治村4丁目にはSL 名古屋駅があります。明治時代にアメリカやイギリスから輸入されて実際に使用されていた蒸気機関車が走っています。方向転換も当時のまま人力で行われています。

5丁目

大明寺聖パウロ教会

大明寺聖パウロ教会は1879年に長崎県に建てられた教会です。

禁教がとかれて間もない時に建てられたので外からは教会と分からないような作りになっています。

例えば瓦屋根で外から見ると和風ですが、よく見ると教会の鐘がついています。中の造りも美しいです。

帝国ホテル中央玄関

帝国ホテル中央玄関は日比谷から実際に運んできた実物です。アメリカの有名な建築家フランクロイドライトのデザインです。フランクロイドライトは浮世絵のコレクターとして知られ、日本文化へ関心が高かったようです。

帝国ホテルは関東大震災を生き延びた貴重なホテルです。1923年の関東大震災では避難場所として一般に解放されました。

しかしその後老朽化が進んでいたので取り壊しが決定されます。明治村が帝国ホテルの移築を引き受けたが復元するのに10年もかかったそうです。

帝国ホテル中央玄関は外から見ると左右対称な造りになっていて平等院鳳凰堂風とも言われています。

石は栃木県の大谷から運ばれ、モザイクのステンドガラスには金箔が埋め込まれているます。喫茶店で一息つくのにおすすめです。

終わりに

以上、明治村の概要についてご紹介でした。明治村は広大な敷地なので、歩いてゆっくり見て回れば1日過ごすことができます。

建物は移築された当時の物なので、歴史にを感じながらゆっくりお散歩するのにぴったりです。

朝ドラが好きな方は「これ見たことある!」という建物に出会えるかもしれません。コロナが終息したらロケ地巡りをするのも良さそうですね!